学科試験対策

【独学でも合格できた】二級建築士学科試験の学習方法とスケジュール

私は、2018年度の二級建築士試験に、学科・製図ともに独学で受験し、幸運にも合格することができました。
独学にしたのは、資格学校の費用が高くて出せなかったことと、3歳の子どもの預け先がなく物理的に通学できなかったことが理由です。
WEB受講は、過去に相性が悪かったことがあったので、選びませんでした。

やってみて感じたのは、
・効率よく学習すれば、独学でも十分合格できる
・仕事や家事があっても、徹夜続きじゃなければ時間は十分。

でした。

短時間に効率よく勉強するには、過去問の解説を重視して勉強したり、アプリを併用したり、無料のサービスをフル活用したりといくつか役に立ったコツがありました。
この記事で、そんな学習方法やスケジュール、役立ったツールなどを紹介しようと思います!

この記事をおすすめする人

・二級建築士の資格学校は高いなぁと思っている人
・独学で合格できるのか心配な人
・合格した人の学習方法を見てみたい人

勉強方法はこの4つ!過去問・アプリ・無料WEB講義・新傾向問題・模試

いそがしい中、合格を目指すには、短い時間で効率よく知識を頭に入れることが大事ですよね。
私の場合、役に立ったのは、この4つのツールです。

独学学習に役立った4つのツール

ツール1.過去問:解説を読んで、問題を解く!
ツール2.アプリ:スキマ時間にゲーム感覚で勉強できる!
ツール3.無料のWEB講義や冊子:傾向と対策・苦手問題の克服
ツール4.模試: 5月と6月に受験!無料の演習問題が便利

4つのツールにかかった費用は、5万円くらいなので、予備校に比べたらとってもリーズナブル。
ひとつずつ、詳しく説明していきます!

ツール1.過去問:解説を読んで、問題を解く!

「とにかく過去問を解け!」というのは、どの参考書にも書いてある王道の方法ですよね。
その通りなんですが、解き方がコツじゃないかな〜と思います。
私のおすすめ学習方法は、まず解説を読んでから、問題を解くことなんです。
1:解説を読む
2:問題を解く

という流れ。
普通は、逆ですよね。
1:問題を解く
2:わからないところをテキストで調べて正解を考える
3:解説を読む
普通の流れだと、1ステップ多いし、テキストを調べたり理解したりするのに時間がかかって、試験までに全分野を勉強し終えることができない心配も。
解説は、すっごく詳しく説明してあるので、1問目はさっぱりわからなかった過去問も、2問目、3問目と続けていくと、答えが分かるようになりました。

過去問題集の解説に引いたマーカー

こんな風に、解説にマーカーを引いて、苦手なところを覚えていました!

過去問の問題集やテキストは、大手資格学校が出版してるものがおすすめ

ちなみに私が使ったテキストと過去問は、フリマサイトで購入した大手資格学校の二級建築士講座のもの。
買ってから気がつきましたけど、本当は転売禁止のアイテム。
しかも、3年前の古いもの。古いテキストだと誤った知識を覚えてしまう可能性があるからおすすめできない、と資格学校の営業さんには言われました。
確かに、法規は改正前の問題が載ってて、意味がわからず困ったこともありました。
でも、毎年1月ごろから、フリマサイトで大量に出品されています。
市販の問題集でも、大手資格学校のものなら解説が詳しくておすすめです。

ツール2.アプリ:スキマ時間にゲーム感覚で勉強できる!

次に役立ったのは「アプリ」です。
おすすめは、こちらの「二級建築士」というアプリ。

二級建築士アプリ
iOS、Androidどちらでも利用できます。画像引用:二級建築士アプリストア

700円ちょっとの有料アプリですが、十分もとをとれるくらい活躍してくれました!
メリットは、こんな感じ。

アプリを使うメリット

スキマ時間で学習しやすい
・詳しい解説があるのでスマホで完結する
・何問解いたかグラフで表示してくれるので、進み具合がすぐ分かる
・間違えた問題を記録してくれるので、苦手分野が分かる
ゲーム感覚ですすめられるので、楽しい!

などでしょうか。
受験勉強中、うちの子供は3歳だったんですが、まー寝ない子で。
寝かしつけに1時間とか2時間とかかかってしまうんです。
しかたがないから、暗い寝室で、子供をおんぶして揺らしながら、ずーっとアプリで問題解いてました。
もしアプリがなかったら、全然勉強できなくて、イライラがたまっていたと思います。
スマホもアプリもある時代で、ほんとよかった〜!
いくつか使って見たうち、おすすめなのはこのアプリです。
使い勝手はこちらの別記事にまとめています!

ツール3.無料の冊子やWEB講義:傾向と対策・苦手問題の克服

初めて受験するときって、試験の基本的な内容がよくわかりませんよね。
・どんな問題が出るのか
・何点取ったら合格なのか
・時間配分はどうしたらいいのか
など、疑問はたくさんありました。
それらを解決してくれたのが、大手資格学校の配布している小冊子や練習問題、WEB講義だったんです。

プレゼントの冊子や問題集を活用

本当は、生徒を募集するためのツールだとは思うのですが、とっても役立ったプレゼントアイテム。
目についたものを申し込ませてもらった私。
2020年1月現在でも申し込めるものを紹介しますね。

総合資格学院

総合資格学院プレゼント
総合資格学院のプレゼントその1 画像引用:総合資格学院
総合資格学院のプレゼントその2 画像引用:総合資格学院

2級建築士合格ガイドブック、科目別チェックテスト、2019年の学科本試験解答と解説書などがあります!

日建学院

日建学院のプレゼント 画像引用:日建学院

また、試験日程が発表される頃には、無料の試験対策ガイダンスが始まります。
これ、資格学校の入学説明会や体験会を兼ねているんですが、WEBでもみることができるんですよね。
時期が来たら、こちらのページでも紹介しますね。

人気講師ブログや無料講座で苦手分野を克服

他にも、資格学校の講師陣が学習方法などを公開しているWEBサイトやブログも読みました。

TAC 講師ブログ

TAC講師ブログ 画像引用:TAC

練習問題とその解説の動画がアップされてるんですけど、私はこの動画で苦手な北側斜線の問題が分かるようになりました。

日建学院 濱崎塾

日建学院濱崎塾 画像引用:日建学院

こちらは、日建学院の人気講師による学習サポートページ。
試験対策のポイントや、気になる問題など、いろんなお役立ち情報がアップされています。
2019年までは、試験問題のアプリも公開されていたんですよ〜。
独学だと、効率良い解き方とか、考え方などを知る機会が少ないので、こういう無料講座はとっても助かりました!

ツール4.模試:5月と6月に受験!無料の演習問題が便利

試験自体の雰囲気や形式も体験しておきたくて、模試を受験しました。
受けてみたら、本番に慣れるだけではなく、詳細な結果分析や、役立つ試験問題、問題集までいただけて、ものすごく役立ったんです!
独学の方は、ぜひ受けておくことをおすすめします!

模試の流れや当日の雰囲気

私が受験したのは、総合資格学院が広島市内で開催した模試です。

会場:広島市内のホテルの会議室
人数:5〜6人(一級建築士受験の人もいらっしゃいました)
曜日:水曜日か日曜日の昼間、都合の良い方(私は水曜を選択)
費用:4月、5月は無料、6月は5,400円

会場に着くと、試験の説明を受け、なんと早く済んだら早く帰って良いとのお達し。
監督官の方は、最初と最後だけ来られて、最中は誰もいません。ゆるーい!
でも、子供のお迎えがあったので、早く帰れたのはとても助かりました!

模試の問題と解説

こんな問題でした。2回目はコピーしたものをホチキス留め!最新って感じですね!
本番の試験問題とほぼ同じ形式だったので、具体的にイメージできてよかったです。

模試の解答分析と無料でもらえるツールが役立った!

試験後は、詳しい解説と、採点結果をくださいます。
私の点数は、、
1回目:72点
2回目:56点(やばいっ!笑)
本番:70点(よかった〜)
全国順位や分野ごとの正答率も分かるので、苦手分野を改めて意識でき、追い込みの勉強に力が入りました。
いただいた採点結果は、こんな感じのものです。

試験結果通知表2回分です。2回目の点数の低さよ!
グラフなどで得意分野、全国での順位などがわかります。

そして、模試の問題とは別に、演習用の試験問題をくださったんです。

無料プレゼントと、模試のあとにいただいた問題

この写真に写っている「新傾向問題集」です。
(他の2つは、無料プレゼントでもらった思います。)
独学だと、試験形式の学習機会が少ないので、これはものすごく役立ちました。
試験元の過去問のダウンロードサイトから、試験問題と解答は無料で手に入れられるんですが、解説が詳しくないので、間違えた時に理由がわからないんですよね。
この演習問題は大事にとっておいて、試験2週間前に力試しとして活用できました。
新傾向問題はすごく役立って、知らない単語とか整理されてて、しかも本番でこの中からひとつ出たんですよ!
大手予備校、すごいって思いました。

模試は、総合資格学院以外にも、日建学院でも開催されています。
日程は、毎年3月ごろからWEBにアップされるようなので、時々チェックしてくださいね。

予備校の模試を受けて、しつこい営業はなかった?

これ、心配になりませんか?
結論から言うと、しつこい営業はありませんでした!安心!
営業の方からお電話はいただいたんですが、試験情報を教えてくださったり、模試の結果から分かるアドバイスをくださったり、とありがたいお話ばかり。
むしろ応援していただいた感じで、嬉しかったです。

4月から勉強開始した私の学習スケジュール

さて、こうしたツールを使って勉強した期間は、約3ヶ月でした。
思い立ったのが遅かったため短期間ですが、一般的には1月ごろからスタートするみたいです。
どのくらい時間を使い、どんなスケジュールで進めたか、簡単に紹介しますね。

平日と休日の勉強時間配分

私が勉強した時間は、こんな感じです。

パートのある平日:2時間(22時〜24時くらい)
パートのない平日:7時間(10時〜16時、22時〜24時くらい)
日祝日:0時間(保育所休みで主人は仕事なので、子供と遊ぶのみ)

1週間の平均学習時間は、20時間くらいですかねぇ〜。
ついスマホを見てしまったり、ランチや美容院にも行ったりしてるので、みっちり勉強し続けることはできませんでした笑
でも、試験直前の2週間は、パートのお休みをいただいて、追い込みをかけさせてもらいました!

月ごとの学習スケジュール

スケジュールはこんな流れで、進めました。

4月1.5週間に1分野(計画=施工=構造=法規)の順に過去問を解く
アプリも併用。
5月5月なかばに模試。その後、過去問をもう一回り
6月苦手分野を中心に過去問とアプリ、6月なかばに模試。
直前には、プレゼントでもらった試験形式の練習問題も。
7月受験

5月なかばの模試まで約1ヶ月半あったので、3週間で2分野を制覇するつもりで学習をスタートしました。
大手予備校だと、法規、構造、施工、計画の順に学習するみたいなんですが、私、法規が苦手すぎて後回しにしてしまいました。
1.5週に1分野を勉強するのって、過去問を全部解いてたら、やっぱり間に合わないんですよね。
だから、同じ単元の過去問を数問解いたら、次の単元に進んだりして、調整していました。
はしょってはしょって、とりあえず模試までにすべての分野に目を通す作戦でした。
私は、ぎりぎりに受験を思い立ったので、スケジュールがきつきつですが、余裕のある方は1月ごろからスタートしておくと毎日の勉強時間が短くてもなんとか学習できますよね。
ぜひ、計画的に頑張ってください!

独学学習で注意したいポイント

独学での勉強は、やっぱり予備校に通うのとは違って、なかなか難しいところがあります。
気をつけたほうがいいポイントもまとめました!

あまり古いテキストや問題集は使わない

私が手に入れたのは、大手予備校の3年前のテキスト。
古くても大筋では間違ってないんですけど、法規は毎年改正されるので、古い情報をそのまま覚えてしまうことがあるんですよね。
しかも、独学だとその間違いになかなか気がつけない。答え合わせに時間をすごく使ってしまうので、できるだけ最新の情報を手に入れることが大事だなぁと感じました。

勉強が間に合わなくても模試は受けに行く

模試の直前、勉強が全然間に合ってないような気がしていたので、一瞬キャンセルしようかという考えが頭をよぎりました。
でも、せっかくの本番形式の機会はとっても貴重だったし、いただける資料が役立ちすぎたので、少々勉強ができてなくてもこれは絶対受けておいたほうがいいって思いました。
模試を受けることで、さらに勉強が進むってこともありますしね。

周りに受験することを言う

私が受験を決めた時は、41歳でしかもただのパートだったので、いまさら?って言われそうで、なかなか周囲に受験勉強してることを言い出せませんでした。
現に、出身大学に卒業証明書を依頼したときは、よく知ってる事務の方に「今から受けるん?独学は大変よ!がんばって!」って言われちゃったしね!
でも、家族に協力してもらわないと勉強時間を確保できないし、パート先にもお休みをもらいにくいんですよね。
実際に、口に出してみると、意外と周りの応援をもらうことができ、モチベーションがアップしました!
ついでにインスタグラムで試験勉強してることをアップしたら、同じように受験勉強をしている子育てママさんとつながることができ、やる気を持続させることができました。

まとめ:二級建築士は独学でも合格できる!

子供がいて、パートしかしていない、という特殊な環境での受験だったので、フルタイムで仕事をしている人や、学校やバイトのある学生さんには参考にならないスケジュールかもしれませんが、時間の作り方はそれぞれですよね。
それに、ポイントを抑えれば、長い時間を取らずとも知識が頭に入ります!
各分野の学習方法なども、今後書いていこうかなと思ってます!